【赤ちゃん返り】上の子の甘え・かんしゃくにどう接する?保育士ママの体験談
こんにちは、なごいかなです。
保育士歴10年以上、3兄弟ママです。
昨日までできていたことを、急に「できない、やって」と言い出す。
下の子を抱っこして手が離せない時に限って、上の子が抱っこをせがんでくる。
些細なことでかんしゃくを起こして手がつけられない。
「赤ちゃん返り」という言葉は知っていても、いざ自分の子がそうなると、「急になんで?どうしたの?」と、どう接していいか分からなくなりますよね。

3人育てて、赤ちゃん返りは2回経験しました
うちは3兄弟なので、下の子が生まれるたびに、上の子の赤ちゃん返りを見てきました。
長男は次男の妊娠がわかる少し前から急に感情の波が大きくなりました。
急に泣きだす、「できない、やって」と甘える、「保育園いかない」と駄々をこねる。
長男は大人しくのんびりした性格なので、いつもと違う様子に最初は驚きました。
ほどなく妊娠がわかり、「あれも赤ちゃん返りだったのかな」と思いました。
しばらくして落ち着いたものの、出産後に赤ちゃん返りが復活。やたらとくっつきたがり、抱っこをせがんでいました。
次男は三男が生まれたあと、かんしゃくが炸裂していました。
もともと活発な性格で感情の波が大きい方ではありましたが、それが爆増。少しでも意にそぐわないと、文字通り地面にひっくりかえって絶叫していました。
同じ家庭で育つきょうだいでも、赤ちゃん返りの反応は全然違いました。
共通していたのは、「困った行動」に見える裏に、反応は違っても、二人とも「自分も見てほしい」のかなと感じる場面がありました。
赤ちゃん返りの背景にある「自分も見てほしい」
保育士として現場に立つようになって、赤ちゃん返りの見方が変わりました。
下の子が生まれると、どうしても下の子に手をかける時間が増えます。
それは、上の子にとっては毎日の暮らしが大きく変わるということ。
これまで自分だけに向いていた愛情が急に減ったように感じて、うまく言葉にできないもやもやした気持ちを抱えることになります。
そんな戸惑いや甘えたい気持ちが、「できない、やって」やかんしゃくとして表れることがあります。
「赤ちゃんみたいに甘えても、ママは自分を見てくれるかな」
私は、そんな気持ちもあるのかもしれないと考えるようになりました。
「5分だけ上の子を優先」してみました
赤ちゃん返りに直面した私自身が、意識したのはこの3つです。
・下の子のお世話の前後に、上の子と5分だけ二人の時間を作る
・「お兄ちゃんだから」を理由にしない
・甘えてきたときは、まず気持ちを言葉にして返す
わが家でとくに効果があったと感じたのは「5分だけ上の子優先」でした。
長時間つきっきりになる必要はありません。抱っこするだけ、絵本を1冊読むだけ、目を見て「あなたが大切」と伝えるだけでも十分でした。
このときだけは、下の子が泣いていても上の子を優先します。それが上の子にとって「ママは自分を見てくれる」と安心する特別な時間になっていたと思います。
ただし、下の子の体調や安全の確認、授乳など、先に対応が必要なときは例外にしていました。
5分は、わが家での目安です。毎回きっちり時間を取れなくても、できるときに二人で過ごすことを意識していました。
「お兄ちゃんだから我慢してね」も、ほとんど言わないようにしました。
上の子にとっては、お兄ちゃんという立場より先に、まだまだ甘えたい一人の子どもだからです。
そして、上の子が甘えてきたときは、まず「抱っこしてほしいんだね」「絵本を読んでほしいの?」と気持ちを言葉にしました。
まだ自分の気持ちを言葉にうまく表せない年頃の場合、言葉にしてあげることで自分の気持ちに気づいたり、ママは自分を分かってくれていると安心できるようです。
すぐに抱っこできないときは、「おむつを替えたら抱っこしようね」と伝える。
気持ちは受け止めながら、できることを伝えていました。
同じだけ時間をかけられない日があっても
心掛けてはいても、下の子の対応でバタバタして、上の子にかまってあげられない日は今もあります。
そんな日は、「今日は無理だったな」で終わらせるようにしています。
時間を均等に分けることより、「あなたのことも、ちゃんと見ているよ」が伝わっていれば大丈夫だと考えています。
落ち着くまでの時間や、甘え方は子どもによって違います。
わが家も、ずっと同じ状態が続いたわけではありませんでした。
気になる様子が続いたり、親の負担が大きかったりするときは、園の先生や保健師さん、小児科に相談してみてください。
一人で抱えなくて大丈夫です。
上の子の気持ちが分かっていても、応えきれない日はあります。
今日は余裕がなかったなと思ったら、次に少し落ち着いたときに、また声をかける。
毎回うまくできなくても、関わり直していけたらと思います。
あなたの気持ちが、お子さんにちゃんと届きますように。
最後まで読んでいただきありがとうございました。