保育園の作品を親子で楽しむ|2歳の子との話題にするヒント
こんにちは、なごいかなです。
保育士歴10年以上、3兄弟ママです。
園では、材料を用意して子どもたちといっしょに制作をする側にいます。
2歳の子が保育園から持ち帰ってきた作品。
家でどんなふうに楽しめばいいのかな、と思うことはありませんか。
使われている色や材料を一緒に見て、気になったところをひと言話してみる。
私は、持ち帰った作品が、子どもとの話題のきっかけになったらいいなと思っています。
2歳児クラスでバッグを作ったとき、持ち手に使うリボンの代わりに、すずらんテープを使ったことがあります。

リボンの代わりに、すずらんテープを三つ編みに
バッグを作る制作のとき。
本当は、持ち手にリボンを使う予定でした。
私が経験してきた現場では、制作の材料も、限られた予算の中で用意していました。
月によっては、予算ぎりぎりで人数分の材料を揃えるには若干足りないこともありました。
だから、新しく材料を買う前に一旦考えます。
いま園にある在庫で、なんとかできないかな、と。
このときも、あと2人分のリボンが微妙に足りませんでした。
そこで、持ち手は全員分、すずらんテープに変更しました。
子どもたちに好きな色を選んでもらい、私が三つ編みにしました。
すずらんテープには、いろいろな色があります。
赤、オレンジ、黄色、青、水色、緑、紫。
できあがった持ち手はカラフルで、子どもたちはとても喜んでいました。
「これ、〇〇ちゃんが選んだ色!」
「わたしもいっしょの(色)えらんだよー!」
「ぼくのかっこいい?」
自分たちが選んだ色が編み上がったのを、嬉しそうに見せあいっこ。
その様子を見て、子どもたちにとって思い入れのあるバッグになったのかなと感じました。
親だったころには、気づかなかった材料の工夫
3兄弟が保育園に通っていたころ、作品に使われている材料や、その使い方の工夫までは、あまり考えたことがありませんでした。
保育士になって、材料を用意して制作する側に回ってから、見え方が変わりました。
作品のできあがった形を楽しみながら、
「何を使っているのかな」
「どうやって作っているのかな」
と、材料や作り方にも少し目を向けてもらえたらと思います。
「この持ち手、何でできているんだろう」
そんなふうに眺めると、見慣れた材料の違う使い方が見つかることもありそうです。
子どもが選んだ色や、気になったところから話してみる
家に帰ってきた作品を、まずは子どもと一緒に眺めてみる。
色や形で目に留まったところがあれば、自分が感じたことを伝えてみるのはどうでしょう。
「ここの色、きれいだね」
そんなひと言からでも。
お子さんが作品のことを話し始めたら、気になったところを聞いてみてください。
「〇〇ちゃんが、この色を選んだの?」
作ったときの話が出てきたら、
「どんな道具を使ったの?」
「どんなふうに作ったの?」
と聞いてみることもできます。
「忘れたー」
そんな答えが返ってくるかもしれません。
期待していた返事が返ってこなかったりしても、一緒に作品を眺めて楽しむことはできます。
自分が見ているところを指さしながら話せば、作品のどの部分について聞いているのかも伝えられます。
材料や色の決め方は、園や制作の内容によって違います。
見ただけでは分からなかったことが、子どもの話から少し見えてくるかもしれません。
園の連絡帳に制作についての話題があれば、それも手がかりになります。
子どもが制作している姿を想像することも出来ますし、どんなことをしたのかを知ってから見ると、作品の見方が変わることもありそうです。
手放す前に、少しだけ一緒に眺める時間を
保育園の作品は、季節ごとにどんどん家にやってきます。
置き場所に困るし、「物を増やしたくない」と思う気持ちは、私も分かります。
でも、子どもの経験がぎゅっと詰まった作品。
手放す前に、子どもと一緒に眺めて、ひと言話すきっかけにしてもらえたらうれしいです。
少しの期間だけでも、目で楽しんでもらえたらと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。