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保育士の知恵

【保育園の個人面談】何を話す?先生が聞きたいのは「お家での姿」

🔄 2026-10-14

 

 

こんにちは、なごいかなです。
保育士歴10年以上、3兄弟ママです。

 

保育士として面談をする側ですが、私も3兄弟の親として、面談を受ける側を経験してきました。
面談の日が近づいてくると、今回は先生に何を話そう、と毎回考えていました。

 

保育園の個人面談が近づくと、こんなふうに思いませんか?

 

何を話せばいいんだろう。
家でのことを聞かれても、うまく答えられるかな。
話しにくいことを聞かれたらどうしよう。

 

先に言ってしまうと、先生が聞きたいのは、お家での子どもの姿です。
何を話すか迷ったら、平日の帰宅後の流れをお話ししてもらえれば、十分です。

 

この記事では、面談をする側の保育士として、こんなことをお伝えします。

 

  • 面談がどんなふうに始まるのか
  • 先生がお家での子どもの姿を聞く理由
  • 何を話すか迷ったときの答え方

 

※園によって、面談の進め方は違います。この記事は、私が担当している0〜2歳児クラスでのやり方を中心にお話しします。

 

保育園の個人面談で、保育士と保護者が子どもの様子を話すイラスト

 

保育園の個人面談は、園での様子から始まります

 

私は面談を、園での子どもの様子から話し始めます。

 

親しみやすい声と口調で、子どもの様子が楽しく伝わるように、明るく話します。
「先日はこんな遊びをしていましたよ」と、保育室で見ている姿をそのままお伝えするイメージです。

 

そのあとで、こう聞きます。

 

「お家ではどうですか?」

 

親御さんが緊張していても、まずは園での様子の話から入るので、いきなり質問攻めになることはありません。
この「お家ではどうですか?」の一言が、面談でいちばん大事な質問だと思っています。

 

個人面談で先生が聞きたいのは「お家での子どもの姿」です

 

「お家ではどうですか?」と聞くのは、お家での子どもの姿を知りたいからです。
家での姿が分かると、園での関わり方に生かせます。

 

先生が聞けると助かるのは、たとえばこんなことです。

 

  • 家で好きな遊び
  • 家で好きな食べ物
  • 家での関わり方や、声のかけ方
  • 夜はどんなふうに寝ているか

 

どれも、園の生活のヒントになります。
子どもが何に集中できるのか。どんな声のかけ方なら、すっと動けるのか。
家の様子が分かると、園での関わりを考える材料が増えます。

 

家での「好き」は、園の遊びにこう生かされます

 

「好きな遊びを聞いて、どうするの?」と思いますよね。

 

私の園では、子どもが好きなことを遊び込めるように、ということを大事にしています。

 

たとえば、家でパズルが好きだと分かったとします。
そうしたら、難易度に合わせたパズルを用意します。
日々の活動の中にも、絵合わせができる取り組みを入れていきます。

 

園で好きなことに思いきり向き合えると、子どもは落ち着いて遊べるようになります。
だから、家の様子を教えてもらえるのは、とてもありがたいんです。

 

パズルだけではありません。
動画を見るのが好き、外遊びが好き。何でも、ヒントになります。

 

何を話すか困ったら、平日の帰宅後の流れだけで大丈夫

 

とはいえ、お家での姿を全部、面談の場で思い出して話すのは大変ですよね。

 

話すことに困ったら、これだけで大丈夫です。

 

平日、園から帰ったあとの流れ。

 

たとえば、こんな話でOKです。

 

「保育園から帰ると、まず少しテレビを見ています。夕飯は18時半ごろで、最近は自分でスプーンを使いたがるんです。寝るのは21時ごろです。絵本をいつも自分で持ってきます」
こんな何気ない話で十分です。
この話を聞くだけでも、私は「自分で食べたい気持ちが育っているんだな」「園でもスプーンを使う姿を見守ろう」「絵本の時間を楽しみにしてるんだな。どんな内容が好みなのかな」と考えます。

 

こんなふうに、一日の流れを教えてもらえたら、とても嬉しいです。
立派な子育ての話でなくていいんです。いつものことを、そのまま話してもらえれば十分です。

 

ごはんや寝る時間も、園での生活のヒントになります

 

実は、帰宅後の流れは、先生がぜひ聞きたいことのひとつです。
園でのお昼寝や、活動の様子を見るときの参考になるからです。

 

睡眠は、夜の睡眠と園でのお昼寝を合わせた、トータルの時間で見ています。
お家での睡眠時間がわかると、園でのお昼寝や日中の過ごし方を考えるときの参考になります。
寝る時間が遅い日があっても、それを注意するために聞くのではありません。
お家での生活も知ったうえで、その子に合った関わり方を考えたいんです。

 

流れを話せば、先生が質問で広げていきます

 

流れを聞けば、先生はそこから話を広げていきます。

 

「〇〇ちゃんがお家のご飯で好きなのはどんなメニューですか?」
「スプーンを使って、自分で食べようとしてるんですね〜!最後までがんばろうとしますか?」
「寝る前に読む絵本は音やリズムを楽しむ絵本ですか?お話のある絵本が好きそうですか?園ではこんな本がお気に入りですよ」

 

こんなふうに、質問を重ねていく。
親御さんが「何を話そう」と頑張らなくても、話は自然に進みます。

 

話しにくいことは、無理に話さなくて大丈夫

 

最後に、これだけは伝えたいです。

 

話しにくいことは、無理に話さなくて大丈夫です。

 

保育園は、探偵でもなんでもありません。
家庭のことを探りたいわけではないんです。
子どもに関する情報を共有して、一緒に育てていきたい。
それだけです。

 

「うまく話さなきゃ」と、構えなくていいんです。
困ったら、帰宅後の流れを、思い出せる範囲で。それで十分です。
もちろん、こんなことも大丈夫。
・「家ではYouTubeばかり見ています」
・「帰宅後は疲れて機嫌が悪いです」
・「寝る時間が遅くなってしまいます」
また、「家での癇癪がひどい」「夜中に何度も起きる」など、困っていることがあれば、遠慮せずに相談してくださいね。
面談は、先生が家庭の様子を聞くだけの時間ではありません。
保護者の方が気になっていることを相談する時間でもあります。
無理に話す必要はありませんが、気になることがあれば一緒に考えていけたら嬉しいです。

 

まとめ:面談前に、お家での子どもの様子をいつもよりちょっと多めに見てみませんか

 

保育園の個人面談で先生が聞きたいのは、お家での子どもの姿です。

 

  • 面談は、先生が園での様子を話すところから始まります
  • 「お家ではどうですか?」は、お家での姿を園での関わりに生かすための質問です
  • 何を話すか迷ったら、平日の帰宅後の流れだけで大丈夫です
  • 帰宅後の流れは、園でのお昼寝や活動の参考になります
  • 話しにくいことは、無理に話さなくて大丈夫です

 

面談の前に、お家での子どもの様子を、いつもよりちょっと多めに見てみませんか。
たとえば、こんなところです。

 

  • 何をして遊んでいるか
  • 何をおいしそうに食べているか
  • どんな声のかけ方だと、すっと気持ちを切り替えられるのか
  • 帰ってきてから寝るまで、どんなふうに過ごしているか

 

気づいた姿を、そのままお話ししてもらえたら嬉しいです。
うまく話せなくても、先生が質問しながら話を広げていきます。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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