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保育士の知恵

【寝かしつけに1時間】「寝たら起きなくちゃ」をやめたら、私がラクになった話

🔄 2026-09-24

 

こんにちは、なごいかなです。
保育士歴10年以上、3兄弟ママです。

 

保育園で子どもたちのお昼寝を見守る私も、家では寝かしつけに時間がかかっていました。

 

子どもの背中をさすりながら、時計を見る。
20分。もう一度見ると、40分。

 

「今日も、長いなぁ……」

 

まだ洗い物が残っている。明日の準備もある。
子どもが寝たら、少しだけでもいいから本も読みたい。

 

でも、ぜんぜん寝てくれない。

 

そんな夜を繰り返していた私が、途中からやめたことがあります。

 

それは、「子どもが寝たら、もう一度起きる」こと。
家事や読書を朝に回して、自分も眠ることにしました。
寝かしつけが何分短くなったかは、分かりません。
ただ、私の「早く寝て!」という焦りは、いっきに減りました。

 

二人の子どもと一緒に布団で眠る母親

 

次男には耳たぶ。長男には背中をさする手

 

長男と次男を一緒に寝かしつけていた頃、わが家の夜の流れは決まっていました。

 

夕食のあとにお風呂。
髪を乾かして、歯みがき。
絵本を3冊読んでから、一緒にお布団へ。

 

ここまでは、いつもの順番です。
問題は、布団に入ってからでした。

 

長男は背中をかゆがって、寝つくまでずっとさすってほしい子。
次男は、自分が寝入るまで私の耳たぶをひたすら触っていたいタイプでした。

 

なので、次男には耳たぶを触らせたまま。
私は長男の背中をさすり続けます。
二人とも寝るまでは、動けません。
ずっと同じ姿勢です。

 

今思えば、それぞれにお気に入りがあったんだなと思います。
でも、当時はそんなふうに客観的に考えてばかりもいられませんでした。

 

だって、同じ姿勢のまま待つのは、体がしんどい。
頭の中では、寝かしつけのあとにやりたいことをいつも考えていました。

 

「もう、早く寝て!」と言ってしまった

 

次男が1歳の後半の頃には、寝かしつけに1時間30分かかった日もありました。

 

まだ遊びたいようで、電気を消しても次男の目はぱっちり。
こちらは眠くなってきたのに、なかなか寝てくれません。

 

「もう、早く寝て!」

 

感情的に、強い声で言ってしまったこともあります。
「やってしまった…!」
言った直後に後悔が押し寄せました。

 

早く寝てほしかったのは、そのあとにやりたいことがあったからなんです。
残している家事を片付けたい。
本の続きを読みたい。
少しでいいから、自分の時間がほしい。
寝かしつけが長引くほど、私の時間が減っていくように感じていました。

 

とはいえ、子どもが寝たあと、毎回ちゃんと起きられるわけではありません。

 

そのまま一緒に寝落ち、ということもしばしば。
仮にうたた寝のあとに起きられたとしても、体はもう半分くらい寝ていて、重くて動けないこともありました。
こうなると、起きて家事を進めたくても、効率が悪いんです。

 

分かってはいても、次の日の夜には、また「寝たら起きなくちゃ」と思っていました。
毎日ずっとこの繰り返し。

 

保育園でも、すぐに眠れない子はいます

 

保育士をしていると、「園では寝るのに、家ではなかなか寝なくて」と相談を受けることがあります。

 

たしかに、園では布団に入ってすんなり眠る子もいます。
でも、みんなが毎日すぐに眠るわけではありません。

 

私が保育の現場で意識しているのは、眠る前の流れを整えることです。

 

給食を食べて、トイレなどを済ませて、お布団へ。
毎日おおむね同じ順番で過ごします。
部屋を薄暗くして、保育士の声もゆったりとした調子に。

 

眠りに入りにくいときは、そばについて、気持ちが落ち着くように撫でることもあります。

 

そばにいながら、ほかの子たちを見守ったり、連絡帳を書いたり。
そうしているうちに、落ち着いて眠る子もいました。

 

それでも、どうしても横になって落ち着けない子もいます。
そんなときは、絵本やパズルで静かに過ごすことも。
その場で静かに過ごすのが難しい場合は、別の保育士と別室へ移るなど、過ごし方を調整していました。

 

どの対応ができるかは、子どもの様子や園の体制によっても変わります。

 

園でも、その子に合わせて関わり方を考えているんです。

 

わが家も、寝る前の順番は決まっていたけれど

 

寝るまでの流れを整えることは、家庭でも参考にできる工夫の一つだと思います。

 

ただ、わが家も「お風呂、歯みがき、絵本、お布団」の順番は決まっていました。
それでも、時間がかかっていたんです。
だから、「順番を決めれば、すぐ寝るようになります」とは言えません。
園でのお昼寝と、家庭での夜の睡眠では、時間帯も、その前後の過ごし方も違います。

 

「園では寝るのに、どうしてうちだと寝ないんだろう」

 

そう感じても、それだけで自分の寝かしつけが下手だと決めなくていいと思います。
私の場合は、寝かしつけの工夫を増やすより、自分の夜の過ごし方を変えたことが助けになりました。

 

だったら、いっそのこと一緒に寝てしまおう

 

寝落ちしたり、うたた寝のあとに重い体を起こしたり。
そんなことを繰り返していて、思いつきました。

 

「だったら、いっそのこと一緒に寝てしまおう」

 

子どもたちと同じ時間に、自分も眠る。
残った家事は、翌朝、早めに起きてやる。
読みたい本も、朝に回してみる。

 

そう決めると、「このあと起きなくちゃ」というプレッシャーが激減しました。

 

布団に入ってからも、次の用事のことを考えていた私。
「まだやることがあるから、早く寝て!」と子どもたちに対して焦りを感じていた私。

 

自分も寝ていいことにしたら、その焦りがすっと軽くなったんです。
寝かしつけの時間も、以前より短くなったように感じます。

 

ただ、大体は私が先に寝てしまうので、実際のところは分からないんですが(笑)。

 

ママが寝ているから、子どもたちも諦めて寝ているのかも。
ママはずっといる、と安心して落ち着けたのかもしれません。

 

そこは、私の想像です。

 

子どもたちが眠るまでの時間は分からないとしても、私自身がラクになったことは、はっきり感じていました。

 

朝、一人でお茶を飲みながら本を読む

 

しっかり眠れたからか、翌朝はすっきり目覚められるようになりました。

 

早めに起きて、家事をする。
そして、一人でお茶を飲みながら本を読む。

 

この時間を持てたときは、とても嬉しかったです。

 

夜、子どもたちが寝るのを待ちながら、「少しでもほしい」と願っていた自分だけの時間。
朝に回したら、持ちやすくなりました。

 

私には、夜にもう一度起きて頑張るより、早く寝るほうが合っていたんですね。

 

もちろん、朝ならかならず自分の時間がとれるわけではありません。
子どもが早く起きてくることもありますし、仕事や家族の生活時間によっても違ってきます。

 

私も、睡眠時間を削ってまで「みんな早起きしてほしいと」は思っていません。

 

「寝かしつけのあとにやろう」と思っていたことを、別の時間に回せないか。
その中で、自分も休める時間を取れないか。

 

私の場合は、それが朝でした。

 

寝かしつけのつらさも、話していい

 

寝かしつけに時間がかかると、「どうすれば早く寝るんだろう」と考えますよね。

 

でも、私がつらかったのは、眠るまでの時間だけではありませんでした。

 

同じ姿勢で動けないこと。
寝たあとに起きなくちゃ、と思い続けること。
「自分の時間がなかなか持てない」と子どもに対してイライラを感じること。

 

こうした負担も重なっていました。

 

誰かに寝つきのことを相談するなら、「家では何分かかるか」と一緒に、ご自身が何に疲れているかも話してみてください。言葉にすることで気づくことがあるはず。

 

私も、園では子どもたちの眠りを見守りながら、家では「早く寝て!」と言ってしまっていました。
そんな私がやめてよかったのは、寝かしつけのあとに、もうひと頑張りしようとすることです。
夜に起きて読むつもりだった本を、朝、お茶を飲みながら読む。
私には、この過ごし方が合っていました。

 

少しでも参考になれば嬉しいです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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