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なごいかなの子育てブログ
現役保育士×3兄弟ママが、子育てと暮らしとお金の「ほっとする話」を綴っています
保育士の知恵

【登園しぶり】バイバイの後、教室で起きていること

🔄 2026-07-21

 

 

こんにちは、なごいかなです。
保育士歴10年以上、3兄弟ママです。

 

朝、保育園の門まできたら、子どもが動かない。
保育室の前で子どもが泣いて手を離してくれない。
「ママがいい〜!!!」としがみつかれて、後ろ髪を引かれながら仕事に向かう。
そんな日が続くと、「私、なにか悪いことをしているのかな」って、不安になりませんか。

 

登園しぶりのピークにいるとき、親としては「私と離れた後、あの子どうしてるんだろう…まだ泣いてるのかな」って気になって仕方なくなりますよね。
実は私も、3兄弟それぞれで登園しぶりの時期を経験しました。

 

長男は最初は小規模園でゆったり過ごしていましたが、途中で転園しました。いきなり大きな園に入ったことは、当時の彼からすると大事件だったと思います。
朝起きてからずっと半泣き。保育園行きたくない…が口ぐせでした。
耳にタコができるくらい「行きたくない」を聞きました。
次男は0歳児から保育園に入りました。その頃には長男の登園しぶりも落ち着き、次男は兄と同じ園だったので、登園自体はスムーズでした。ところが兄と先にバイバイして、いざ次は自分の番…となると、お部屋の入口でぎゃー!とのけ反って、それはそれは盛大な登室しぶり。大泣きの次男を先生に受け渡すのが毎朝の恒例行事でした。
三男は上二人とは全く別の園へ行きました。幸い登園しぶりは無かったものの、年少さんに上がるタイミングで転園。するとこれまた登園しぶりが始まり、朝起きてから出かけるまで、起きたくない、着替えたくない、ご飯食べたくない、とグダグダでした。

 

当時の私は、「仕事行かなきゃ…!」と焦る気持ちと「自分が仕事をしているせいで、子どもたちに可哀想なことをしているんじゃないか。保育園に預けてまで仕事しないほうがいいのかな」と、罪悪感との板挟みでした。
毎日、自己嫌悪でいっぱいでした。

 

でも、保育士として現場にたずさわるようになって、知ったことがあります。

 

バイバイの後、お部屋で起きていること

 

「ママがいい〜〜!!パパがいい〜〜!!」と大泣きする子。
この世の終わりとばかりに絶望の表情で泣いていた子が、親が見えなくなった5分後にはケロッとブロックで遊んでいる。
ティッシュを渡すと自分で涙と鼻水を拭く。拭き終わったら、ピタッと涙が止まってお気に入りのおもちゃへ向かって一直線。

 

現役保育士として働く中で、何度も見てきた光景です。
あれ?さっきの今生の別れのような様子はどこへ…?
そのくらい子どもたちは見事に気持ちを切り替えます。

 

もちろん、涙がすぐに止まらない日もあります。そんなときも、しばらく保育士が側に付いていると落ち着いて気持ちを切り替えることができます。
多くの場合、子どもは「ママ (パパ) が見えなくなる」という事実に反応して泣いているだけで、保育園が嫌なわけではないことが多いんです。
保育士が抱っこして窓の外を眺めたり、好きな遊びに誘ったりしているうちに、涙は自然と乾いていきます。

 

お迎えのときに日中の様子を伝えると「朝あんなに泣いていたのに」と拍子抜けする親御さん、とても多いです😊

 

なぜ「バイバイ」の瞬間だけがつらいのか

 

登園しぶりが起きやすいのは、子どもが「見通しを持てない」ときです。
今日は何をするのか、いつお迎えが来るのか。もしかしてママとパパはもう来ないかも知れない。いなくなったら、いつ会えるか分からない。
まだ小さい子にとって、見通しを持つことは難しいことです。この見通しの持てなさが不安の正体になっています。

 

でも、お部屋に入ってしまえば、目の前の遊びや友だちに気持ちが向いていく。
保育園では毎日同じリズムで生活するので、子どもも見通しを持ちやすくて安心します。
だからこそ、「バイバイの瞬間」だけに不安が集中しやすいんです。

 

家庭でできる、見送り方の工夫

 

我が家は、次の3つを意識するようにしました。
そうすることで、朝の負担が少し軽くなります。

 

・「バイバイ」の言葉と動作を毎朝同じにする(今日は何をするか、いつ迎えに来るかを一言添える)
・泣いていても、後ろ髪を引かれる時間を長くしない(離れるときはサッと、笑顔で)
・帰り道で「今日は何して遊んだ?」と聞いて、保育園で過ごす時間に興味を持っていることを伝える

 

「後ろ髪を引かれる時間を長くしない」というのは、冷たいわけではありません。
いろいろ迷っている親の様子を見ると、子どもは「ここは不安な場所なんだ」と感じてしまうことがあるからです。
「このまま泣いていたら、もしかしたら一緒にお家に帰れるかも知れない」と期待を持つこともあります。
いってきます!と笑顔でサッと離れるほうが、子どもも受け入れやすくなります。

 

子供の様子が気になる時は、先生に「朝や日中はどんな様子でしたか」と一言聞いて大丈夫。
忙しい中でも、先生たちは子どもの様子をちゃんと見ています。

 

数分の涙は、悪いことじゃない

 

登園しぶりが続くと、「この保育園はうちの子に合っていないのかも」「私が仕事をしているのが悪いのかも」って、不安が積み重なります。
その気持ち、とてもよく分かります。

 

でも、保育園では、親が思っているよりずっと子どもたちは強いです。
「パパとママはおしごとしてる」って理解しています。
毎朝涙する子もパパやママの姿が見えなくなると、大人が思っているよりも早く気持ちを切り替えて、保育園での生活に溶け込んでいきます。
子どもはたくましい。
だから安心してください。

 

朝の「いってらっしゃい」の涙は、悪いことじゃありません。それだけ、あなたとの絆が強い証拠でもあるんです。

 

今朝の「バイバイ」がつらくても、大丈夫。
明日は、少し違う朝になるかもしれません。

 

あなたとお子さんの朝が、笑顔で始まりますように。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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